展示会について
ニューヨーク日本歴史デジタル・ミュージアム」のプロジェクト、「岩倉使節団展」へようこそ。日本近代史における重要な瞬間であり、日本が国際社会での存在感を確立し始める転換点となった、1871年の岩倉使節団の日本出発150周年を記念したプロジェクトです。
上のタブからさまざまな展示内容を閲覧したり、スクロールし続けて使節団の概要や時系列に沿った旅の説明を読んだり、どうぞご自由にご覧ください。
Notes:
- The Iwakura Mission has been identified at various points by different monikers. As such, this exhibit may use the terms “mission”, “embassy”, “delegation”, and others interchangeably when context allows.
- In the English version of this exhibit, Japanese names are listed given name first, followed by surname (e.g. 岩倉具視 = Tomomi lwakura).
- All maps on display in the exhibit have been sourced from the David Rumsey Map Collection, David Rumsey Map Center, Stanford Libraries.
岩倉使節団
![](https://www.historyofjapaneseinny.org/wp-content/uploads/2022/12/IntroImage1-264x300.jpg)
鎖国で比較的孤立した状態が長く続いた後、日本は19世紀半ばに大部分の外部世界との貿易を再開しました。この転換は、国内そして最終的には世界中における劇的な変化をもたらし、1860年代後半の日本の新政府発足のきっかけの一端となりました。
それから数年後、この新政府は、1871年から1873年にかけて岩倉使節団を海外視察に派遣しました。
日本は当時、日本を経済的および政治的に搾取していた多くの欧米諸国に不満を抱いていました。その結果、欧米との間で結ばされていた不平等条約を改正し、世界の舞台での地位を再確立するため、欧米諸国の政治、軍、経済および教育機関について理解するための使節団を派遣しました。そして1871年12月23日、46名の使節、18名の随員、43名の留学生がアメリカ合衆国に向かって出航しました。岩倉使節団は、イギリス、フランス、ドイツおよび他の複数国にも訪問しました。
この展示では、使節団の旅の概要を紹介し、使節団が外交協定の交渉を行い、米国高官に会い、さまざまな施設や要所を訪れるために数カ月滞在した米国東部に特にフォーカスを当てています。
スペシャルサンクス
協力者
- スーチスマン・ガンゴパディヤイ
- エミリー・レン
- 杨萧可 ショウカ ヤン
- デービッド・ザロウィン
寄稿者
- スーチスマン・ガンゴパディヤイ
- 杨萧可 ショウカ ヤン
- デービッド・ザロウィン
「ラトガース大学と岩倉使節団」
- 若林晴子
編集者
- ミリア・ムーア
翻訳者
- 青野栄子
- 伊東風童
- 大石よし子
- 佐藤空
- 竹田あけみ
- 楳田いずみ
機関
- ブリンマー大学
- 久米美術館
- 聖徳記念絵画館
- ラトガース大学
- 津田塾大学
- ヴァッサー大学