鈴木盛

Year: 1899-1995

岩手県出身。1920年代にサンフランシスコ美術学校で学ぶ。1926年、1927年の三原色画会の展覧会、1928年、サンフランシスコ美術協会の展覧会に出品する。1930年頃ニューヨークに移り、アート・スチューデント・リーグでウイリアム・ゾラックに師事する。またウッドストックで野田英夫、山崎近道と共同生活を送りながら制作する。1936年の紐育新報社の邦人美術展覧会、1937年のWPAから解雇された中国と日本の芸術家の展覧会、1938年のニューヨーク市民美術展第31回展覧会に出品する。1936年のアメリカ美術家会議の第1回競作展で《彼女の過去》が入選し、同年秋に個展を開催する。1937年から1940年のアメリカ美術家会議の年次展覧会、1937年の「世界のデモクラシーを防衛する スペインの人民に捧げる」展に出品。WPAでウィラード・パーカー病院の壁画も手掛けた。1995年にシカゴで死去。

参考:『紐育新報』、『日米』、『新世界』

このエントリーは、デジタル企画展「戦前期ニューヨークの日本人画家たち-1910年代から1940年代までの芸術の軌跡-」で紹介されたものです。

出典: Courtesy of Wikipedia (Public Domain Image).
Added Date: 03/02/2024