JCCI、ニューヨーク日本商工会議所

Year: 1932

ニューヨーク日本商工会議所(JCCI)は、日米間の貿易を促進するために、1932年に14人の著名な日本人ビジネスマンによって設立された。以来、その活動は広がっている。JCCIは、ビジネス、政府、文化、コミュニティなどの分野で、ニューヨークにおける日米のコミュニティを結びつける重要な役割を果たしている。 JCCIは、日本とニューヨーク市の絆を深めてきた。1939年、JCCIは斎藤博日本国駐米大使を通じて150本の桜の木をニューヨーク市に寄贈し、同年のニューヨーク万国博覧会の日本館を支援した。 1959年の東芝ニューヨーク支店開設や、1956年のトヨタの自動車輸出開始、1965年の資生堂による日本製品の販売開始など、日本企業のニューヨーク進出を支援してきた。 第二次世界大戦が始まった1941年に一度閉鎖されたが、1953年には再開された。1941年に52社だった会員数は、1955年には66社にまで増えた。 また、JCCIは非営利団体として、日本企業がニューヨークのコミュニティに積極的に貢献する機会も提供してきた。教育者やビジネスマンを対象とした異文化交流プログラムの設立、シンポジウムやウェビナーの開催、ビジネスやネットワーキングの機会を提供する昼食会の開催などを行ってきた。 1985年には、地元の日本のビジネスコミュニティとニューヨークのコミュニティとの絆を深めるため、JCCI基金が設立された。2021年3月11日に発生した東日本大震災の際には日本へ、2012年に発生したハリケーン・サンディの際には現地への災害支援を目的とした特別基金を設立して被害者のサポートを行った。

出典: Japanese Chamber of Commerce and Industry of New York (JCCI)
PDF:
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Added Date: 03/20/2021
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