芸術家のパーティーの写真(1920年代頃)

年代は不明ですが、芸術家のパーティーで撮影された写真です。前から2列目左端、石垣栄太郎、前から2列目左から5人目、国吉康雄が写っています。これらの写真から、1920年代にアート・スチューデント・リーグで学んだ日本人芸術家たちは、アメリカで活動する芸術家仲間と親しく交流していたことがわかります。

芸術家のパーティーの写真(1929年4月6日)

1929年4月6日に開かれた芸術家のパーティーで撮影された写真です。前から1列目右から3人目、清水清、1列目4人目、石垣栄太郎、前から2列目右端、石垣綾子、前から3列目右から2人目、臼井文平、前から3列目、右から3人目、角南壮一、3列目、左から2人目、国吉康雄 が写っています。芸術家仲間との楽しいパーティーのひと時がうかがえます。

保忠蔵《サカンダカ公園ミッドウェー》(1929年頃) (1929年独立美術家協会展)

The background shows an outdoor amusement facility that was open only during the summer months. Children enjoying target shooting, yo-yo fishing, donkey rides, gentlemen in Panama hats, women in swimsuits, and other lively summer activities are the subjects of this painting. The New York Shimpo wrote, “The painting depicts, with alight brush, the summer life of the Japanese in the mountains. The people engaged in activities such as ball games, poker games, and sling games, the red-headed men and women absorbed in these games, the arrangement of the crowds surrounding them, the appearance of the flappers in bathing suits standing among the crowd, the distinction indress and personality between the […]

渡辺寅次郎《暴徒と迫害》(1927年頃)(1927年 独立美術家協会展)

街中を走る自動車と道路を行き交う大勢の人、中央の停車している自動車の脇には人だかりが出来ています。渡辺寅次郎の本作品は、東洋風の題材の《正義の象徴》やキュビズムの技法を取り入れた《ニューヨークのLトレイン》とは異なり、社会派リアリズムを試みたものといえるでしょう。 『紐育新報』には「最近の力作であると信ずる。新らしく試みたこの方法が同氏の真の心の叫びであって欲しい。慾を云へば自動車の配列を何とか考へたら色彩の点から見ても、いい作品だ」(藤岡昇「独立美術展」『紐育新報』1927年3月19日)と藤岡昇の批評があります。

臼井文平《シエスタ》(1929年頃)(1930, Exhibition of the Society of Independent Art)

気持ちよさそうに昼寝をする女性の姿があります。昼下がりの一場面を切り取ったような作品です。 『紐育新報』では、 「美しい女が仮寝の図、軟柔な線とデリケートな色彩で器用過ぎるほど器用に描かれている。女が絵の中心から多少離れているので構図上の無理が感ぜられるが佳作である。ただ国吉氏の影響が意識的であると思れるほどなのはこの絵のために惜しい。」(石垣栄太郎「フロ派とブル派が美術の対立(下)」『紐育新報』1930年3月15日)と評価されました。

臼井文平《カタログ》(1928年頃)(1928, Salons of America)

ソファーで美術展覧会の図録を眺めながらくつろぐ女性が大きく描かれております。表情は見えませんが、同じ年の独立美術家協会展に出品された《ウクレレ》と同じモデルだと思われます。彼女が眺めるカタログの内容まで描き込まれています。 The Artsでは、「臼井文平氏の『カタログ』を見逃す人はいないでしょう。今にもその一部がソファーから滑り落ちそうな様子で展覧会のカタログを調べる若い女性が描かれています。しかしこの絵にはとても情熱があり、非常に活気あるパターンです。臼井氏は国吉康雄の作品を好む人々に評判の良い陽気な誇張にふけることなく常に笑顔と時々にこっという笑いを与えてくれます。」と述べています。

臼井文平《ウクレレ》(1928年頃) (1928年 独立美術家協会展)

それまで画面に数人の人物を描いた臼井文平ですが、ここにはソファーに座ってウクレレを奏でる一人の女性の姿があります。 『日米時報』は、「『ウクレリ』は氏のものとして好い画だ氏の構図はフォーカスを見出す所が困難であった積、『ウクレリ』にはフォーカスがあり従ってまとまりが出来て技巧の円熟が目立って居る。」(石垣栄太郎「第十二回独立美術展覧会慢談」『日米時報』1928年3月17日)と本作品について述べています。 『紐育新報』では、「楽器を持って今その音の中に自身が這入って行く気持ちを見せている、余はこの作品をもって本年度日本人間の秀逸とするこれはたしかに氏の傑作の一つだらう、体のひねり方は誠によく楽器に心を入れて居り、そして体の三大部へ自由な光線をつけ、自由なリズムで描きだしている。とくに頭髪の技巧はよく目だつ、そしてくび足から胸にかけての表現は、実に氏の実写振りが出ていて気持がよい」(吉田石堂「独立展を観る」『紐育新報』1928年3月28日)とあります。

臼井文平《夏の午後》(日曜の午後,Sunday Afternoon)(1928年) (1929年 独立美術家協会展)

Four women are enjoying a picnic under the shade of a treein a park with newspapers on the ground. The box in thecenter has the words “Delicious Milk Chocolate” and detailsof the newspaper article. The New York Shimpo wrote, “An interesting image of fourflappers having a picnic under the shade of a tree in CentralPark, with newspapers laid out in the background, depictingthe ponds and rocks of Central Park as if they were paintedin secret. On the mats of newspapers scattered around thearea, the artist has painted in detail everything from Zeff’sdrawing of a man to a picture of a candy box lid. The cleardepiction of boats and figures on […]

臼井文平《屋上のパーティー》(Sunday Evening)(1926年) (1926年独立美術家協会展)

This painting depicts a couple enjoying a cool evening on arooftop on a hot New York night. Although this is during the Prohibition era, whiskey and wine bottles are lying around, as well as a “Camel” cigarette box. Residents of neighboring buildings look on enviously; until the early 20th century, drinking and smoking by women was unthinkable. However, some of the new, open-minded women who emerged in the 1920s, known as “flappers,” drank and smoked openly. The New York Shimpo wrote, “The subject matter andconception of this work are extremely fashionable. It is amixture of variegated and colorful tones and has a Jazz-liketone. The focus of the concept may be […]