2020年12月に設立されたニューヨーク日本歴史評議会は、19世紀半ばから現在に至るまでの、ニューヨーク地域における豊富で多様な歴史的資料を収集、保存、普及することを目的として、ニューヨーク日本人歴史デジタル博物館を立ち上げました。
2022年も評議会はこの任務を継続し、以下の成果を挙げました。
- 2022年末までにデジタル博物館への訪問者数は24,000人を越えた。
- 2022年3月、評議会初の特別展として、岩倉外交使節団に関するデジタル特別展及びライブ・イベントを開催し、デジタル博物館に80点近くの資料を追加した。
- 2022年10月、「大西洋中部地域アジア研究所協会(MARAAS)」年次会合において発表した。
- 評議会及びデジタル博物館の紹介用ポスターを作成した。
- 2022年12月、デジタル博物館の専属キュレーターとして横山由香氏が参加した。
- 評議会の活動経費として、35の企業・団体が寄付した。
- 全米日系人博物館(JANM)、アジア・ソサエティ、ノグチ・ミュージアム、フィラデルフィア日米協会(JASGP)等との連携及び協力が進展した。
現在、デジタル博物館は、第二回の特別展として、クエーカー教徒と日本との間の興味深い関係に関する展示の作業を進めています。2023年3月、フィラデルフィアにおいて本テーマに関するパネルディスカッションが開催される予定です。
評議会は、スポンサー各位の継続的な財政支援及び歴史資料の寄贈に感謝申し上げます。これにより、ニューヨーク地域の日本人の歴史を保存し、次世代に継承する活動を続けることができます。支援を希望される方は、評議会のEメール([email protected])まで御連絡ください。
February 3, 2023, New York