1905年、ニューヨークを出発し,ニューハンプシャー州ポーツマス市に到着した日本とロシアの和平交渉団

Year: 1905

1905年8月5日、ポーツマスの和平会議に参加する日本とロシアの交渉団は、船に乗ってニューヨークを出発し、オイスター・ベイでTルーズベルト大統領と会見後、ニューハンプシャー州ポーツマス市にある会議場に到着した。写真は、ニューヨーク・ヨット・クラブにおいて日本の交渉団が米国海軍の2隻の蒸気船に乗り込む様子、ロシア交渉団の一部が波止場の坂道を降りている様子である。最初の三名の素性は不明であるが、後の2名はロシアの代表団長Sergius Witte及びRoman Rosen男爵である。交渉団は、ハーバート・ピアース米国第三国務次官補及びその他によって歓迎を受けた。ロシアの交渉団員は、坂道を降りて蒸気船に搭乗している。日本の交渉団員は、高平小五郎男爵、駐米日本大使及び特使の小村寿太郎侯爵である。

出典: 議会図書館
Added Date: 03/15/2021